RAKUI HANA
RAKUI HANA スタンプセット チェス
羅久井ハナ
チェス スタンプセット
(以下の商品の紹介は、ハンコ・版画作家 羅久井(ラクイ)ハナさんが書かれたものを、そのまま使わせていただいています)
アイデアの発端は、Instagramでフォロワーさんがタグ付けしてくださった手帳の写真でした。
パタンと開いたマンスリーの手帳。
予定や日記などが書き込まれ、余白にはワタクシのハンコや色んなハンコを捺してあるんですが、ある時カレンダーのマス目がふと「チェス盤」のようにみえたのでした。
「いつかきっとこのマス目から自由に」
そんな言葉が湧いてきて、取りかかったのが2020年の初めの頃。
なかなか納得できず、MEMORIESシリーズに先を越されてしまいました。
チェスの駒は6種類。
なのでフツウは6点セットと思うけれど、単にチェスのモチーフをそのままなぞっただけでは、全くもって物足りない。
はじめに浮かんだメッセージが伝わりません。
せわしない日々の1ページに捺する、おまじないのようなハンコになるようにと、推敲を重ねていきました。
最終的には6種類の「駒」のほかに
「流れ星」
「星鳥」
「チェス盤を駆ける猫と女の子」
を加えて、10点セットと相成りました。
「いつかきっと…」のメッセージも、 "One Day" と短縮して、絵の中に。
お客さんが調べやすいように・お店の方が取り扱いしやすいように、品名は「チェス」にしたんですけども。
チェスはイメージのほんの足がかりに過ぎません。
駒自体の由来や意味にはとらわれずに描きたかったので、ビショップの大きな十字模様は風車の羽に変えちゃいました。
「流れ星」1つ、「星鳥」2羽。
この3つが別々になっていることで、面白いんです。
とっても小さなハンコなのに、他の駒のハンコと組み合わせると、驚くほど絵に奥行きが生まれます。
紙の上で構図遊びができるんですね。
単体の駒だけで捺するのと比べて、小さな星が効いてくるんです。
ぜひ色んな組み合わせで、配置で、捺してみてください。
1つ注意点は、このハンコはインクが付く「面」が多いため、紙によっては裏抜けがヤヤ目立つことです。
特に手帳のように薄い紙の場合です。手帳って文字すらも裏抜けしがちですから、こういう面の絵はどうしても。
ただあくまで「紙によって」「インクによって」違ってきます。
お手持ちのインクでどうしても気になってしまう場合は明るめのカラーや水溶性顔料系のインクなどをお試しになってみてください。
ちなみに写真で使用しているインクは全て油性顔料系インクです。
サイズ
クイーン 30 × 22 × 高さ29mm
チェス盤(の上を駆け出す猫と女の子)30 × 47 × 高さ29mm
キング 30 × 24 × 高さ29mm
ポーン 30 × 20 × 高さ29mm
ルーク 30 × 15 × 高さ29mm
流れ星 8 × 15 × 高さ29mm
星鳥1 12 × 15 × 高さ29mm
星鳥2 10 × 15 × 高さ29mm
ナイト 30 × 24 × 高さ29mm
ビショップ 30 × 20 × 高さ29mm
ハンコ材質 赤ゴム・リサイクルウッド
外箱仕様
材質 布張りのボード紙・活版印刷
外寸 174 × 108 × 32mm